夢中になれる感性
今年に入って母が「
ばら作り」を学びだし、
そして、気がつけば頭の中は
文字通り
「バラ・薔薇・ばら」(笑)
「またばらの話になるんだけど、、」
が口癖となり、
まるで少女のようにキラキラとした目をして話し出す(笑)
そんな母は、
草木ですら興味がなく、試みても失敗をしてて、
自分は不器用で苦手だと、思い込んでいた。
でも、ばらの先生に出会い、
その世界の深さ、美しさ、
そして、その先の
可能性に魅力を感じ、
どんどん夢中になっていった。
そこからは早い。
まず目前の目標は、
ばらの咲くタイミングで、
お友達をみな呼んで、ガーデンでお茶会をしたいということ。
それを先日やってのけた。
ほぼ毎日、
10名近くのお友達がやってきては、
お茶とケーキをもてなしながら、
楽しそうに花々について語る。
そんな姿を見ていると、
本当に心から嬉しくなる。
何より、物事にそこまで夢中になっている彼女を見たときに本当にすごいと思った。
人の顔色をうかがったり、
批判的な人の意見に合わせたりすることなく、
自分の心の中から湧き上がってくるものにただ正直に従って進んできた。
そんな人にとって、それは決して努力でもなんでもない。
単なる
楽しさ、ワクワク、ドキドキなのだ。
夢中。
もし、人の話も耳に入らないくらい頭の中でいっぱいになるもの、進んでいけるものがあるか?
これに関しては、どんなに疲れていても、時間の感覚を忘れ打ち込めるもの。
そういったものって、
本当に大切にしたい感覚。
夢中になれるのも感性だとおもう。
「夢中」という状態。
正に、
寝ても覚めても状態。
そうなったら、ジェット気流に乗ったようなもの。
一切の面倒そうに思えるものが、そうではなくなり、
一所懸命にやることが努力ではなくなる。
楽しくて、ワクワクしてしかたがないんだから。
それが、計り知れないエネルギーを生んでくれる。
例えば、ギターに魅せられた人が、それこそ四六時中ギターをひき倒す。
寝る間も、食べる間も惜しんで弾き続ける。。
才能という次元を超えて、彼はきっとギターリストになり、
人の心に響かせることが出来ると思う。
ただ、多くの人が
様々な環境、状況、常識において、
理性的な判断で、
物事を決めている。
自分の本当にやりたいものは何か。
それよりも優先にしてしまっているものがある。
そこに、まい進していくのかどうかは別として、
本当に正直に自分のしたいこと、
夢中になれることは知っておく必要があると思う。
そうしておくと、チャンスがやってきた時にすぐにつかめる。
そうしておかないと、本当に自分のしたいことが全く分からなくなってしまう。
少なくとも、
子ども達のそういった感性や感覚は絶対的に伸ばしてあげたい。
始めは、誰もが持って生まれた感性だと思うから。
彼らが毎日、好きなことを好きと言える、
何かに夢中になれる
そんな豊かで幸せな朝を迎えられたらステキだ
実家で育つマミーのバラの一部 ↓
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